本当に必要な衣食住が最優先

先日とある美容院経営者の方のお話を聞く機会がありましたが、「以前は毎週来ていた常連さんが今は月に一度位しかこないので売上は厳しいよ」と漏らしていました。

生活に必要な環境を「衣食住」プラス「サービス」と言う仕分けにすると、どうしても「大切なお金の使い道は生きるために本当に必要な衣食住が最優先」となり「サービスはある程度我慢する」のは当然かも知れません。

そんな世相を反映してかこのところ元はオフィスビルで、テナントは受けても「サービス分野の店舗止まり」だった物件も「飲食OK」「飲食相談」と表記される物件が増えて来ました。

但しこの「飲食OK」は本当に「設備や用途も変更されていて100％受け入れが可能」な場合と、「飲食の話も受け付けはするけど、まだ設備確認も用途変更も未定」と言う物件とに分かれますから注意が必要です。

そして後者には意外と調査した結果「飲食は無理」なケースも出て来ています。

不動産業者によってはそのあたりの説明も曖昧で対応もいい加減な場合もありますから、怪しい場合は無駄な時間を節約する為にもなるべく専門の詳しい業者を窓口にされる事をお勧めします。

平成22年09月06日

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介