「酉年」明けましておめでとうございます。

 

あけましておめでとうございます。

干支には身近な食材となる動物がいくつかありますが、その中でも「鳥」はもっとも身近な食材の一つでしょう。

過去の酉年のデータからは「酉年には焼き鳥が例年よりも15％売り上げがUPする」と言う調査結果も有ると聞きます。

とすると恐らく色々な飲食店でお手軽な「鳥料理メニュー」が続々と誕生して来ると思われます。

鳥は焼き鳥や空揚げが一番親しまれていて且つ、最も売れる調理法です。

既に「コンビニ空揚げ」は当たり前になりましたが、果たして「コンビニ焼き鳥」なるものまで商品として台頭してくるのかどうか、興味は尽きません。

焼き鳥や空揚げと言うと「居酒屋のおつまみメニュー」の代表格でもありますが、昨年はとにかく色々な業態が「ちょいのみ居酒屋」へと変身をしていました。ちょい飲みコンビニ、ちょい飲み牛丼、ちょいのみラーメン、ちょい飲みファミレス、などなど。ちょいのみケンタッキーなんて言うニュースも有りました。

今年も更に色々な企業が生き残りをかけて更なる「飲み喰い戦争」を繰り広げる事でしょう。

大手居酒屋チェーンは相当なダメージを受けているとの情報も入り始めています。

今後は大家さん側もいろいろな業種が一つの店舗に混在しているので「これはいったい何屋と呼べば良いのか？」と悩むテナント業種も現れると思います。

ですから一概に「うちは○○の業種はNG」と説明しても、テナント側のどの部分が該当するのか？はたしてNGが自社ビルの収益にマイナスなのか？プラスなのか？を見極めながら選考をする必要が有りそうです。

ちなみに私がオリンピックまでに間違いなく現れると予想する新商売の一つは「コンビニ・ラーメン」です。

それはもう「コンビニ」なのか「ラーメン屋」なのか、はたまた「居酒屋」なのでしょうか？

 

平成29年01月09日

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介