代表取締役 井上 良介
生き残るために試行錯誤と混沌の中でアゲサゲ激しく
先月はニュースの表題だけ見ても結構刺激的な内容が沢山見受けられました。
メガネのJINSが中国100店舗計画、紳士服が女性向け店舗計画、セブンの100円コーヒーが売上増、カフェが次々改装、外食全般は売上減、量販店とコンビニが地場スーパーを圧迫、訪日外国人が過去最高、ペット数が子供の数を超えた、ワタミが深夜営業縮小開始、牛丼は値下げしたが3社ともに減益、逆にマックは値上げ、宅配事業へ参入相次ぐ、都営地下鉄にも駅ナカ店舗、などなど、円高と円安や、株式相場の乱高下に負けず劣らず、店舗を含む業界にも試行錯誤が吹き荒れています。
中でも特に驚いたニュースが、「JR九州子会社、上海に飲食店 ちゃんぽんなど提供」と言うものでした。
旧国鉄の、あのJRが、「ちゃんぽんの店舗を上海に出店」です。
もはや国内オンリーの事業者でも無く、鉄道事業を輸出でも無く、と言う事に驚きました。
たった数行の短い記事の中にも、まさに「生き残る」「発展する」為にはなりふりや過去の慣習などに囚われていられない姿がはっきりと見えます。
今、アベノミクスなどと騒がれて世の中が右往左往しているようですが、これから先も生き残るためには、ますます見極めと工夫と決断と実行が必要になる気がします。
そして急激な方向転換にも負けない柔軟性も兼ね備える事も大事なポイントだと思います。
最も悪い立ち位置は、過去の習慣や慣習やルールに囚われて、変化も進化も出来ない事ですね。
平成25年06月04日
株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介
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